人工関節置換術の対象
- ● 日常生活に支障をきたすほどの痛みがある
- ● 保存療法などをおこなっても改善の余地がみられない
人工関節置換術の対象
手術後
膝関節は、大腿骨(太ももの骨)、脛骨 (すねの骨)、膝蓋骨(お皿)の3つの骨の組み合わせでできています。人工膝関節は関節の悪い箇所を切除し滑らかにした後、設置します。
股関節は、寛骨臼と大腿骨頭と呼ばれる2つの構成要素からできています。そのため、「人工関節」も主に2つの部品から成り立っています。ポリエチレン(ときに金属)で作成されたカップ(ソケット)を寛骨臼側に設置し、金属製あるいはセラミックのボールと金属製のステムが一体となって大腿骨側に挿入されます。