長年に渡って使うひざ関節は、体重の負担を受けながら動かしているため、軟骨が徐々に擦り減ってきます。柔らかだった軟骨もだんだん硬くなり、進行すると軟骨の下の骨も擦り減り、むきだしになってしまう恐れもあります。(図1) 滑らかな動きがデコボコになった関節の表面に邪魔されて、炎症を起こし痛みをともなうものが変形性膝関節症となります。
骨盤の臼蓋形成不全(発育不全)並びに先天性股関節脱臼などは軟骨が体重の負荷で磨り減り、骨頭と臼蓋がすりあうことで痛みや炎症を招きます。
全身の関節が炎症を来たしますが、初期症状は関節炎に伴う痛みと腫れです。しかし、進行しますと関節が狭くなり、軟骨が磨り減り始めます。
人工関節手術の目的は"痛みをとる"ことです。 レントゲンで変形がみられても、痛みの程度が軽い場合は 薬による治療・理学運動療法などで対処しています。 ですが、歩くことが困難な場合や痛みが激しい病状の際には、人工関節手術などの手術療法が必要になってきます。 よく医師と相談し、手術をするかどうかを決めてください。
|HOME|ごあいさつ|医師紹介|対象疾患|人工関節|手術の流れ|リハビリ| |よくある質問|診療案内|お問合わせ|プライバシーポリシー|